東京回遊魚

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【湯島】湯島天満宮について

 

おはようございます。
いよいよ日本に夏が来る、といった感じですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。体調に気をつけながら、夏を満喫する準備をなさっていることかと思います。私も夏服を購入するべく金策に勤しんでおります。なかなか厳しいです……。

さて、今回は、東京都文京区にあります神社、「湯島天満宮」について、調べていきたいと思います。お付き合い宜しくお願いします。

湯島天満宮とは?
湯島天満宮とは、東京都文京区に位置する神社です。通称「湯島天神」。こちらの名前の方がよく聞きますね。皆様の中にもこちらの名前の方が馴染み深い方がいらっしゃると思います。
その歴史は古く、なんと458年に、天皇の勅命を受けて建立されたと言われています。
江戸時代より高名な神社で、東京を代表する神社の一つとして知られています。亀戸天神社谷保天満宮とともに、関東三大天神の一つとして数えられています。毎年、様々な人々が来訪していますが、特に受験生とその家族たちによる来訪が全国各地から見られます。その理由は、日本で一番有名な学問の神様、「菅原道長公」を祀っているから。1355年に、住民の請願を受け、かねてから存在していた湯島天満宮菅原道真を勧願し合祀したそうです。徳川家からの崇敬を受け、その権威を確立した湯島天満宮。文化人も度々訪れ、崇敬を集めていました。また、その一方で、幕府公認の「富くじ」も発行していました。これは、現在の宝くじのようなもので、庶民の間で人気を博していました。様々な人々から愛される神社、それが湯島天満宮なんですね。

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湯島天満宮正面。風格があります。

 

学問のお徳がある神社、湯島天満宮ですが、魅力はそれだけではありません。古くから、「梅の名所」としても高名でした。道長公が好きだったと言われている梅が咲き誇る景色は、今も昔も多くの人々を引きつけています。その美しさは、学者や文化人に大きなインスピレーションを与えました。泉鏡花による小説、「婦系図」は、ここ湯島天満宮を舞台にして書かれたものです。現在も梅祭りが初春に催され、約45万人の参詣者が訪れているようです。

私も中学受験、大学受験という大勝負に臨む際に、家族と一緒にお参りにいったことがあります。とても落ち着いた、雰囲気のある神社で、古より続く神秘的な何かを感じることができたのを覚えています。そのお徳があってか、2回とも合格させていただきました。受験生や何か資格を取りたい方、ここ一番という時に、ぜひこのパワーを分けていただき、頑張らせていただきましょう。


以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。